3社の共同開発 ワンルームマンションにぴったりの収納システム
伊藤忠都市開発株式会社は、株式会社娯住創、株式会社翔洋と収納システム「コレココ」を共同開発、2014年9月30日に竣工した賃貸マンション「クレヴィアリグゼ表参道」に導入した。
この製品は、ワンルーム賃貸マンションにおける収納スペースの狭さ、整理のしにくさを解消するため、散らばりやすい小物類が定位置へ収納できるよう、こだわって設計されている。
部屋の中で散らかりやすい小物を分類
「コレココ」の開発にあたっては、室内で散らかりやすい小物をリストアップし、分類することで使い勝手を検討した。
室内の小物を、鍵や財布、定期券など「ポケット等に携行する小物」、ネクタイ、ベルトなど「ほぼ毎日身に付ける小物」、つめきり、体温計など「たまに室内で使う小物」、公共料金の納付書など「失くすと困る書類や郵便物」に大別。
「コレココ」では、これらの小物類に「指定席」を与えるべく、クローゼットの扉裏にポケットやフックを設置している。従来の「仕舞う収納」から「毎日使う収納」へと切り替えることで、ストレスなく目的のものを整理、かつ、取り出しやすいシステムを作り出した。
さらに、収納するもののサイズにぴったりのポケットとなるよう5ミリ単位での試作を重ねた。
こだわりの収納システムで快適なマンションライフ
ドアの裏側にずらりと並んだポケットは、収納するものの使用頻度に合わせた高さに配置され、とくによく使うものは最も取り出しやすい胸の位置に設置されている。
大切な書類を入れるポケットも毎日開けるクローゼットのドア裏に設置されているため、いつでも目に入りやすく、失くしたり手続きを忘れたりする心配も少ない。
「コレココ」は、立てて仕舞うことやものの定位置を決めることなど、収納の基本を押さえている。
また、開閉時にベルトがばたつくのを防ぐストッパーや水平に近い角度まで開く扉など、使い勝手も追求しているシステムなので、マンション入居者が便利で心地よいマンションライフを送るために、一役買ってくれそうだ。
(画像はニュースリリースより)

伊藤忠都市開発株式会社 ニュースリリース
http://ipd.co.jp/info/news_files/161_tmp_173.pdf