インテリアコーディネートで住み心地のよさを演出　売却予定のタワーマンション向け「ホームステージングサービス」

野村不動産アーバンネット株式会社では、2014年11月1日から、期間限定でタワーマンション売主向けの「ホームステージングサービス」を開始した。

ホームステージングとは、売却予定の中古住宅にコーディネートされた家具などを配置することによって、買い主にとって魅力的な空間となるよう演出すること。

このサービスを利用すれば、費用は同社負担で、売却物件にホームステージングを施すことができる。

サービスを利用できる対象者は、2014年11月1日から2015年3月31日の間に、同社と専属専任契約・専任媒介契約を締結した個人または法人。

対象となる不動産は、首都圏の同社営業エリア内にあり、建物階数20階以上の高層マンション。専有面積が60平方メートル以上の居住用物件を対象とする。

ホームステージングは、中古住宅を早期に好条件で売却するため、主にアメリカで盛んに行われてきた。

単なるインテリアコーディネートにとどまらず、住まう人が、住み替え後の住み心地や実際の生活をイメージしやすくなる空間作りを目指す。

このサービスで実施される項目は次の通り。対象物件が空室の場合には、リビング・ダイニング・キッチンの家具コーディネート、玄関からリビングまでの導線コーディネート、水回り（浴室・トイレ・洗面所）の簡易コーディネートが施される。

また、対象物件が居住中の場合には、室内荷物の一時預かり、リビング・ダイニング・キッチンの簡易コーディネート、玄関からリビングまでの導線コーディネート、水回り（浴室・トイレ・洗面所）の簡易コーディネートが施される。

なお、家具、調度品等の設置期間は最長3か月間となり、それらの選定は同社およびサービス実施会社にて行う。

「ホームステージングサービス」は、同社が実施する「野村の仲介＋（プラス）」の一環として行われるもの。この他にも、相続に関する相談受付やつなぎ融資など、不動産の売却をサポートするサービスがそろっている。

（画像はプレスリリースより）




野村不動産アーバンネット株式会社　プレスリリース
http://www.nomura-un.co.jp/page/news/pdf/20141031.pdf