「マンション向けエネファーム」が分譲マンションで全戸採用
この度、株式会社サンケイビルから、来年5月末に竣工予定の分譲マンション「ルフォン石神井公園」で、家庭用燃料電池「マンション向けエネファーム」が全戸採用されることが発表された。
「マンション向けエネファーム」を全戸採用した物件においては、「ルフォン石神井公園」が世界初竣工の予定となっている。
(この画像はニュースリリースより)
東京ガスが提供する「マンション向けエネファーム」
「ルフォン石神井公園」で全戸採用される「マンション向けエネファーム」は、東京ガス株式会社が提供する家庭用燃料電池のマンション向け製品。
その仕組みは、都市ガスで発電し、その際に生じる熱によって給湯するというもの。
火力発電所から電力を供給し、都市ガスから供給される熱を使用する方式と比べて、CO2排出量の削減は約49%、一次エネルギー消費量の削減は約37%が可能となっている。
エネファームの流れは、以下のようになっている。
1.都市ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と反応させて、安全・クリーンに発電。
2.発電とともに発生する熱を回収し、お湯を作って給湯に利用。お湯をたくさん使うときのために、バックアップ熱源機も備えており、湯切れの心配も不要。
3.この熱源機は、床暖房やミストサウナの暖房にも使用。
(ニュースリリースより)
来年5月末に竣工予定の「ルフォン石神井公園」
「マンション向けエネファーム」を全戸採用した物件として世界初竣工となる「ルフォン石神井公園」は、エネファーム以外にも最新の設備仕様を整え、安心・安全で、環境に優しい暮らしを提供する。
「ルフォン石神井公園」が備えているのは、エネファームの発電量が一目でわかる「エネルックリモコン」のほか、「複層ガラス」や「超節水型トイレ」、「ワンストップシャワーヘッド」、「ホームオートメーション機能」など。
また、災害時の備品も設置され、災害時の安全にも配慮がなされている。
この「ルフォン石神井公園」は、2014年10月下旬より販売開始される予定。

株式会社サンケイビルによるニュースリリース
http://www.sankeibldg.co.jp/files/news/141024L-shakujii.pdf