スタイルアクトがマンション購入検討者の意識調査を実施
この度、スタイルアクト株式会社より、マンション購入検討者の定例意識調査の結果が発表された。
この調査は、2008年4月に第1回を実施し、今回で27回目になる。
1年後の価格は「上がる」と予想
今回の調査で、「1年後のマンション価格が上がる」と予想したのは、全体の約7割。依然として、高水準を維持する結果となった。
その理由には、「資材や人件費の高騰」「消費税増税」があげられている。
また、昨年に比べて明らかに上がっている現在の物件価格に対して、51%が「高い」と回答。2014年4月、7月の第25回、第26回と、ほぼ横ばいの結果となった。
さらに、「高いと思ってもさらに高い物件が出てくる」と回答したのは、約7割にものぼっている。
「絶対買わない」物件の条件緩和
明らかな上昇を見せるマンション価格に対して、消費者は購入検討の幅を広げ、「絶対に買わない」物件の条件を緩和している。
2014年4月の第25回と比較して、「通勤時間1時間超」を購入しないと回答した人は、20pt減少。「工事や道路に接するなど生活環境が悪い」「面積が狭い」などの物件を購入しないと回答した人も、明らかな減少傾向を見せた。
価格高騰が続くなか、「なるべく早く購入した方がいい」と回答した人は、7割弱で、依然として高い傾向を見せている。自分が購入できる物件を早く探すため、購入検討の幅を広げているようだ。
(画像はニュースリリース内PDFより)

スタイルアクト株式会社によるニュースリリース
http://styleact.co.jp/news/?p=367