成約件数は前年比で6カ月連続減少となった
東日本不動産流通機構は、10月10日、平成26年9月度の首都圏中古マンション成約件数・平米単価・成約動向を発表した。
同発表によると、9月の首都圏中古マンション成約件数は、2,938件で前年比5.9パーセント減となり6カ月連続減少した。成約平米単価は前年比3.7パーセント増、成約価格は前年比3.6パーセント増となった。
発表の概要
成約件数は、埼玉県・神奈川県は前年同月比プラスとなったが、東京都・千葉県が同マイナスとなった。首都圏全体でみると前年同月比は6カ月連続減であったが、減少率は前月と同水準であった。
新規登録件数は、13,801件で前年同月比1.0パーセント減で3カ月連続減少となった。在庫件数は、33,964件で前年同月比11.7パーセント減となった。
成約平米単価は、42.46万円で前年同月比3.7パーセント増となり、21カ月連続上昇となった。しかし、上昇率は前月比2.8パーセント下落となった。
新規登録物件の平米単価は、44.81万円で前年同月比0.5パーセント増、在庫平米単価は、44.37万円で前年同月比0.3パーセント増で10カ月連続上昇となった。
地域別成約動向は、東京都・千葉県・神奈川県横浜市及び川崎市が前年同月比減少したが、神奈川県のその他地域と埼玉県は同増加となった。

東日本不動産不動産流通機構
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