住宅・住空間部門受賞
10月1日、2014年度グッドデザイン賞が発表され、マンションの企画・開発を行う株式会社トーシンパートナーズによる、東京都目黒区のマンション「ZOOM 池尻大橋」が選ばれた。都会の暮らしに不可欠な立地や利便性を生かしながらも、暖かみのあるやわらかなデザインの生活空間を実現したマンション。
(画像はプレスリリースより)
角地の景観プロジェクト
敷地は2本の道路の角地に当たり、「街をつなぐ」印象的なデザインと、景観を整えるため勧められてきた企画。商店街や公園と行った生活中心の「池尻大橋」から、目黒川に沿ってインテリアギャラリーやおしゃれなお店が並ぶ「代官山」へ続く動線を遮ることなく、生活空間と無機質な立体交差を融合させた。都会暮らしの付加価値である立地条件を満たし、地域社会に美観と活性をもたらす公共性の両方を違和感なく実現した、細やかなデザインが評価された。
グッドデザイン賞の役割
グッドデザイン賞は、1957年通商産業省(現経済産業省)によって創設された、通称Gマーク制度と呼ばれる選定制度。50年以上にわたり暮らし、産業から目指す「豊かな社会」を目指すための「よいデザイン」を顕彰している。今回の受賞もまさに、指標を顕著に表した、社会に貢献する事業と言える。

株式会社トーシンパートナーズのプレスリリース
http://www.tohshin.co.jp/good_design/index.htmlバリュープレスリリース
http://www.value-press.com/pressrelease/131839