住宅オーナー等が一括手配する新契約方式
三井住友海上火災保険は、10月から高齢者住宅向けの新しい契約システムを採用し、販売を開始することを発表した。このシステムは、住宅事業者が火災保険を一括契約することにより、契約漏れを防ぎ入居者を総合的に保証し、住宅事業者の手続きも簡素化される。
新契約システムの3つの特徴
1つ目は、火災保険の契約単位を戸室単位から施設・事業者単位とし、入居者には保険の手配漏れを防ぐメリットが生まれ、事業者には入退去ごとの手続きが不要となり事務手続きを簡素化できる。
2つ目は、入居者の家財に損害が生じるリスク、失火等による建物オーナーへの損害賠償リスク、日常生活に起因する第三者への損害賠償リスクを補償。
3つ目は、補償する事故の範囲や特約の追加など、事業者のニーズに応じて柔軟に設計することができる。
新契約システムは、事業者が保険会社と火災保険を一括契約し、入居者に補償説明等の資料を交付するため、入居者は事業者と入居手続きをするだけで入居時から補償を受けることができる。
三井住友海上火災保険株式会社
http://www.ms-ins.com/三井住友海上火災保険株式会社のニュースリリース
http://www.ms-ins.com/news/fy2014/pdf/0929_2.pdf