15年連続、6プロジェクトで4部門受賞
三井不動産グループは、2014年10月1日付のニュースリリースにて、マンション、戸建て住宅等の6プロジェクトが2014年度グッドデザイン賞を受賞したことを発表した。同社グループの受賞は15年連続となった。
(画像はニュースリリースより)
受賞したプロジェクトは「パークホームズLaLa 新三郷」「ファインコート一橋学園コモンズ」「パークタワー東雲」「パークタワー西新宿エムズポート」「ベイエリアでの都市居住交流化デザイン」「Tokyo イゴコチ論争 オープンディスカッションによる住宅企画」。
このうち、分譲マンションでは「パークホームズLaLa 新三郷」「パークタワー東雲」が住宅・住空間部門での受賞、「パークタワー西新宿エムズポート」が住居に関するサービス・システム部門での受賞となった。
都市の「イゴコチ」を考えるメンバーの議論が分譲マンションへ活かされた「Tokyo イゴコチ論争 オープンディスカッションによる住宅企画」は「個人・家庭・住人向けの活動・取り組み部門」での受賞となった。
開放的な「通りみち」や、リアルタイムで住まい手の声を活かすWEB会議
「パークホームズLaLa 新三郷」は、若い共働き夫婦の働き方や子育てに対応できるマンション。
「通りみち」と呼ばれる室内空間は、廊下でも部屋でもない大胆な共用空間。家族や住民同士のコミュニケーションの場となる他、仕事をしながら子どもを見守ることも可能にするので、在宅ワークという働き方も選べる。
「パークタワー東雲」は、優れた免震構造、住民同士のコミュニティ形成に配慮した設計やシステム、災害や停電に対する安全性と安心
感、維持管理費・修繕費の軽減を追求したタワーマンション。
「パークタワー西新宿エムズポート」は、電力のピークカットと豊かな暮らしを両立させたマンション。家電の自動制御機能、HEMSなどを備えている。
「Tokyo イゴコチ論争」は、新築分譲マンション「Tomihisa Cross」のプランをベースにして、住まいの「イゴコチ」を議論するWEB上の企画会議室。野村不動産株式会社、三井不動産レジデンシャル株式会社、阪急不動産株式会社、積水ハウス株式会社が主体となって行われた。
住まい手の声をリアルタイムに建築中のプロジェクトに採用してゆくという新しい住宅作りを実践したもので、集まった声には建設時のみでなく、住民による継続的な取り組みが必要なものもあり、居住開始後のコミュニティ形成にも役立っている。

三井不動産レジデンシャル株式会社 ニュースリリース
http://www.mfr.co.jp/company/news/2014/pdf/1001_01.pdf