マンションリフォーム会社ラクシーがYKK APの子会社に
YKK AP株式会社は、この度、マンションリフォーム大規模修繕をおこなう株式会社ラクシーを買収したことを発表した。
YKK APは、9月30日にラクシーの発行済株式をすべて取得し、完全子会社化した。
さらなるサービス拡大に向けて
YKK APはこれまで、「リフォーム分野の強化」を第四次中期経営計画の重点施策とし、商品・工法の開発、営業活動をおこなってきた。
そのなかでも特に、マンション管理組合に向けた営業では、高い評価を獲得しており、ニーズに応じた開口部改修工事を実現させている。
そして、首都圏において大規模修繕工事事業を展開するラクシーは、建物調査から施工、アフターメンテナンスまで、その一貫したサービスが定着しており、顧客との接点、品質、人材を大切にする姿勢が評価されている。
YKK APは、このラクシーの企業姿勢がYKK APの企業姿勢と合致すると捉え、今回の子会社化に至った。今後YKK APは、ラクシーの持つノウハウを活かし、さらなるサービス向上、商品・工法の開発に努めていくつもりだという。
マンションリフォームビジネスの基盤構築
今回のラクシー子会社化により、YKK APの開発力、技術力と、ラクシーの顧客目線の実行力が活かされ、マンションリフォームビジネスのさらなる成長が図られることになる。
まず、商品・工法の開発にあたっては、ラクシーの営業展開力が活かされ、顧客ニーズをより深く探っていく考えだという。それとともに、メーカーと工事会社の融合も実行していくようだ。
これにより、YKK APとラクシーは、リフォームビジネスのパートナーとして、マンションリフォーム事業の基盤構築に貢献していく。

YKK AP株式会社によるニュースリリース
http://www.ykkap.co.jp/company/japanese/news/2014/