中古ファミリータイプの平均坪単価などを駅別に発表
東京カンテイは、2014年6月から8月のJR横浜線沿線の駅別ファミリータイプ中古マンションの売り希望価格をもとに、平均坪単価・平均築年数・平均専有面積などの現状価格を集計し発表した。
JR横浜線東神奈川から八王子の事例数は2411件で、平均坪単価108万円となり前年比1.1パーセント上昇であった。平均築年数19.8年で、平均専有面積61.2平方メートルとなり前年の58.8平方メートルより増加した。
主要駅の状況
東神奈川は、築年数の古い割安物件の減少により平均坪単価が上昇し172万円で同沿線最高値であった。2000年以降の大型物件は軒並み値下がりとなった。平均築年数は14.6年、平均専有面積は61.0平方メートルとなった。
新横浜は、平均坪単価164万円で第2位、平均築年数は14.6年、平均専有面積は51.0兵法メートルであった。投資ニーズの狭めの事例が目立つほか、築浅のファミリー型の上昇基調が強い。
長津田は、平均坪単価122万円、平均築年数20.6年、平均専有面積75.1平方メートルであった。築15年前後の事例を中心に上昇基調が強い。
相模原は、平均坪単価88万円、平均築年数18.5年、平均専有面積52.9平方メートルであった。流通量は300弱で沿線最多となり、全面的に上昇基調となっている。築5年未満の築浅事例は坪単価170から180万円となっている。
八王子は、平均坪単価109万円、平均築年数17.7年、平均専有面積58.0平方メートルであった。2009年以降に建築された超高層物件が多数あり平均坪単価を押し上げる結果となった。

東京カンテイ
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