マンション向けの「エネファーム」が10月より発売
この度、東邦ガス株式会社から、マンション向け家庭用燃料電池「エネファーム」が発売されることとなった。
この「エネファーム」は、10月1日(水)から発売開始する。
(この画像はプレスリリースより)
初のマンション向け「エネファーム」
東邦ガスの「エネファーム」は、2009年5月に発売して以来、戸建住宅のみへの販売に限られていた。
しかしながら今回、機体本体の気密性をさらに高めることで、マンションのパイプシャフト内への設置が可能となり、マンション向け「エネファーム」が発売されることとなった。
また、このマンション向け「エネファーム」は、これまで以上に耐震性や耐風性も優れている点から、高層階への設置も可能となっている。
これまでの「エネファーム」は、優れた環境性、経済性による人気から、今年の8月時点で戸建住宅への累計販売台数は、6,000台を突破するまでになっていた。今回、マンション向け「エネファーム」が発売されることで、「エネファーム」のさらなる普及が期待されている。
2016年竣工予定のマンションで初採用か
現在、マンション向け「エネファーム」は、2016年12月に完成予定の分譲マンションでの初採用が決定している。
このマンションは、三井不動産レジデンシャル株式会社が名古屋市内に計画するもので、19階建123戸のうち、18戸への採用が予定されている。
東邦ガスでは今後も、「お客さま一人ひとりの最適なエネルギー利用の実現」を目指して、創エネ・高効率機器のさらなる普及拡大を図っていく方針を示している。

東邦ガス株式会社によるプレスリリース
http://www.tohogas.co.jp/corporate-n/press/1194024_1342.html