快適な賃貸ライフに役立つノウハウをまとめた冊子
公益財団法人日本賃貸住宅管理協会(日管協)では、入居者向けの冊子「住まいのしおり」2014年秋季の申し込み受け付けを開始した。
(画像は公式サイトより)
「住まいのしおり」は、入居者が快適な賃貸生活を送るためのノウハウが掲載されている冊子で、春季と秋季の年2回受注を受け付けている。賃貸住宅の管理会社がまとめて購入し、入居者へ配布することで、サービス向上や会社のイメージアップが図れる。各社で発行するより安い経費で入手できるのも利点だ。
秋季の受注期間は2014年10月10日までで、11月中旬から下旬に納品予定。公式サイトのフォームまたはファックスで申し込む。
日管協会員価格は一部170円(ファックスでの申し込みは180円)、一般は500円で、100部単位での申し込みとなり、裏表紙には社名の刷り込みもできる。また、巻末の解約通知書に使用する個人情報保護用プライバシーシールが別途1枚23円で注文できる。
クレームの減少や管理会社のイメージアップにも効果
「住まいのしおり」には、ガスが止まってしまった、給湯器のお湯が出ない、などのよくある設備トラブルの対処法がわかりやすく解説されているほか、ゴミの出し方や騒音などのルールといった、細かい注意事項が網羅されている。
入居者に「住まいのしおり」を配布することで、不具合の解決法や共同生活のルール、マナーの周知につながり、管理会社への苦情や入居者同士のトラブルを減少させる効果が期待できる。また、緊急連絡先などを書き込むことでオリジナルのマニュアルとしても活用できる。
巻末には解約通知書のハガキがついているので、入居者はポストへ投函するだけで解約の連絡ができ、手続きがスムーズに進む。管理会社にとっても、解約日の連絡が書面で残るため安心だ。
さらに、公益法人が作成する冊子を利用することで、信頼できる団体に所属していることをアピールでき、誠実さを印象づけられる。
数々のメリットが期待できる「住まいのしおり」は、無料の見本も取り寄せることができる。入居者へのサービスの一環としても、会社の信頼度を高める手段としても、大いに活用できそうだ。

日本賃貸住宅管理協会 「住まいのしおり」申し込み案内ページ
http://www.jpm.jp/topics/2014/0918-1384.html