成約数は減少継続も減少率は縮小
東日本レインズが2014年8月期の中古マンションなどの首都圏流通動向をまとめた。成約件数は2,118件、前年同期比5.9パーセント減で5カ月連続減少となったが、4カ月連続二桁となっていた減少率は一桁となり、減少幅は縮小した。
成約件数以外の発表の概要は、平方メートル単価43.69万円で前年同月比9.2パーセント増、価格2,819万円で前年同月比10.3パーセント増、専有面積は64.53平方メートル、築後年数19.47年となった。
その他の発表概要
新規登録件数は、12,769件で前年同月比2.2パーセント増となり、2カ月連続増加した。在庫件数は、34,323件で前年同月比11.3パーセント減となり、19カ月連続で減少した。
新規登録平方メートル単価は、44.50万円で前年同月比2.0パーセント増となり、14カ月連続増、在庫平方メートル単価は、44.28万円で前年同月比0.3パーセント増となり、9カ月連続上昇となった。
地域別成約件数と前年同月比は、東京都1,003件で9.2パーセント減、埼玉県258件で13.7パーセント減、千葉県282件で6.3パーセント減、神奈川県575件で5.5パーセント増となり、神奈川県以外は減少となった。
地域別成約平方メートル単価と前年同月比は、東京都58.8万円で13.1パーセント増、埼玉県27.9万円で10.5パーセント増、千葉県24.7万円で1.0パーセント増、神奈川県37.9万円で6.0パーセント増となった。

東日本レインズ
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