「防災」に対するアンケートを実施
株式会社ドゥ・ハウスは、2014年8月18日(月)、19日(火)の2日間、20歳~69歳の男女1,000人を対象に、「防災」に関するアンケートを実施した。
この調査は、ドゥ・ハウスが運営する、インターネットリサーチサービス「myアンケートASP」にておこなわれた。
(この画像はニュースリリースより)
防災対策を意識するのは約6割
調査でまず聞かれたのは、「防災対策を意識しているか?」という質問。
これに対して、「とても意識している」「意識している」と答えたのは19.6%、「やや意識している」と回答したのは44.3%となり、合わせて63.9%が、少なからず防災対策を「意識している」ことが分かった。
なかでも、「とても意識している」「意識している」と答えたのは、20代で15.4%、30代で16.1%、60代では26.9%となり、年代が上がるほど、防災への意識が高まる傾向が見られた。
そんな、防災対策を意識する人たちが常備する防災グッズはというと、最も多いのが、「懐中電灯」の80.5%。次いで「ラジオ」が56.8%、「乾電池」が50.9%だった。
また、非常食においては「飲料水」が最も多く、41.8%。続いて、「ラーメン」が27.9%、「カンパン」が22.3%となった。そんな非常食に求める機能は、「長期保存できる」「すぐに食べられる」「そのまま食べられる」など。
マンションなど集合住宅のほうが「住宅の損壊」は安心
では、災害時には、どんなことに不安を感じるのか。アンケートで聞いてみたところ、最も多かったのが「家族や親類の安否」で78.5%。続いて、「食料品や飲料水の確保」が60.6%、「ライフラインの断絶」が55.4%だった。
これらは、一途建てと、マンションなどの集合住宅とで大きな差は見られず、どの住宅においても不安を感じる項目であった。
一方、一戸建てと集合住宅で大きな差が出たのは、「住宅の損壊」に対する不安。一戸建てが53.9%だったのに対して、集合住宅は37.9%と少な目。
また、「家財や自家用車等の損壊、流出」に関しても、一戸建てが46.8%に対して、集合住宅は33.5%となり、マンションなどの集合住宅に住んでいる人のほうが、住居や家財の損壊や流出に関して、あまり不安を感じていないことが判明した。

株式会社ドゥ・ハウスによるニュースリリース
http://www.dohouse.co.jp/news/research/20140911/