住宅ローンに関する調査
総合情報サイト運営の株式会社オールアバウトと、住宅ローン専門の金融機関であるSBIモーゲージ株式会社が住宅ローンに関して共同調査を実施した。
首都圏の30代~50代の男性636名を対象に、住宅ローンを組む際「自分で探して選んだ」人は、「不動産業者などから紹介されて選んだ」人に比べ、金融リテラシーが高いということが分かった。「金融リテラシー」は、本来身につけるべき金融知識、家計管理の意識。
(画像はプレスリリースより)
情報収集と金利の小数点まで把握
自分で探して選んだ人のうち、相談相手は過去に住宅購入した友人、知人、金融機関の担当者などがあるが、30代は「インターネットや書籍から調べた」という回答が「友人・知人から」よりも多く、幅広く積極的な情報収集をしてることが覗える。
現在借りている住宅ローンの金利を小数点以下まで把握している人は、住宅ローンを自分で選んだ人が42.1%、業者からの紹介で選んだ人は31.9%と10ポイントも低く、その中で約3割が5年後のローン変動に曖昧な回答が多く見られた。
(画像はプレスリリースより)
なによりも満足度の違い
また、住宅ローンを含めた住まい周りのお金の満足度についても、自分で探した人は56.2%、業者から紹介された人は47.2%と約1割の差が出る結果に。繰り上げ返済が自由にできるか、トータルの返済額がどのくらいかなど、長い人生をかけて支払うローンに対する視野への意識の違いといえる。

株式会社オールアバウトのプレスリリース
http://corp.allabout.co.jp/files/2014/09/140904_011.pdfSBIモーゲージ株式会社サイト
http://www.sbim.jp/