人気は23区に集まる傾向
アットホーム株式会社は首都圏における7月度中古マンション価格を発表した。
(画像はプレスリリースより)
中古マンションの登録価格は、首都圏平均で2,252万円(前年同月比4.0%)と7ヶ月連続で前年同月比を超えた。また、成約価格も2,335万円(同10.8%)と7ヶ月連続のプラスとなった。
成約価格が7ヶ月連続で上昇している背景には、成約の4割以上を占める東京23区の価格上昇が続いていることと、平均面積が拡大傾向にあることが挙げられる。
ユーザーの都心志向は根強いため、23区の中古マンションに特に人気が集まっている模様だ。23区の成約価格は2,977万円と16ヶ月連続で上昇しており、2010年3月(2,978万円)依頼の高水準となっている。
23区以外の首都圏地域
東京都下の登録価格は2,910万円(前年同月比プラス0.8%)、成約価格は2,538万円(同プラス39.8%)となった。
神奈川県の登録価格は2,264万円(同プラス9.4%)、成約価格は2,065万円(同プラス6.9%)であった。登録価格差はマイナス199万円となった。
埼玉県の登録価格は1,629万円(同プラス5.4%)、成約価格は1,647万円(同プラス21.0%)となった。
千葉県の登録価格は1,784万円(同プラス18.8%)、成約価格は1,289万円(同マイナス8.5%)であった。登録価格差はマイナス495万円となった。

アットホーム株式会社 7月度首都圏中古マンション価格動向
http://athome-inc.jp/pdf/market/14090101.pdf