一括受電サービス「auエナジーサプライ」開始
KDDI株式会社は、2014年9月1日より、マンション向けの一括受電サービスを開始し、電力小売り事業に参入する。
(画像は公式サイトより)
同社では、一括受電サービス「auエナジーサプライ」を首都圏エリアの東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県から開始し、提供エリア順次を拡大していく予定だ。
一括受電で電気料金がおトクに
「auエナジーサプライ」は、高圧電力を一括契約で購入し、マンションの共用部に設置する受変電設備で低圧電力に変換、各専有住戸部分等へ供給するサービス。
これにより、該当マンション内では従来よりも安い料金で電気を利用することができるようになる。
各家庭の電気料金を割引く「専有部割引プラン」、または、共用部の電気料金を割引く「共用部割引プラン」のいずれかをマンションごとに選択する。
割引率は、専有部割引プランで約5パーセント、共用部割引プランでは最大50パーセントを予定している。共用部割引プランの割引率は、エレベーターの有無など、マンションの構造によって異なる。
スマートメーターで電気使用量を「見える化」
さらに、マンション全戸にスマートメーターを設置。電気使用量をリアルタイムで見ることができるようになるので、各家庭での節電意識の向上と電力消費低減の効果が期待できる。
KDDIでは、今後一括受電のサービスに加え、Wi-Fiの充実や、スマートフォン、クラウドと連携したサービスなど、KDDIならではの総合的なマンション向けサービスを提供していく方針だ。

KDDI株式会社 ニュースリリース
http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/