「SUUMOなんでもランキング」
株式会社リクルート住まいカンパニーは、運営する不動産・住宅サイト『SUUMO』上で実施した防災に関する調査を実施。8月27日に「SUUMOなんでもランキング」としてアンケートの結果を発表した。
(画像はSUUMOのサイトより)
アンケートの概要
アンケートのテーマは、「防災のために何か備えていますか?」。4月15日~16日、インターネットを介して行い、416の有効回答数を得た(複数回答)。対象は全国の20~59歳の男女各208名(合計516名)。
「特に備えていることはない」が第1位
調査の結果、なんと、3人に1人の37.3%が「特に備えることはしていない」と回答し、1位となった。2位は飲料水(31.5%)、3位が懐中電灯・携帯ラジオなど(28.4%)。
以下、4位 保存食の買い置き、5位 防災袋、6位 救急用品と常備薬、7位 災害時の家族との連絡方法を決めている、携帯電話の充電器(7位は同率)、9位 携帯トイレ、10位 衣服と下着。
また、「その他」の回答として、「地震の際、家具が倒れてこないように背の高い家具は置かない」「寝室には家具を置かない」のほか、「枕元に近い場所に靴」という意見もあった。
教訓を生かそう
回答結果の中には、「以前地震があったときに必要だと感じた。」「2011年の大震災で役立ったので。」「東日本大震災のとき、食品が売り切れてしまったから。」など、過去の経験から学んだ声があった。
地震や水害など、自然災害はいつ起こるか分からない。実際に直面したとき「備え」を生かせる時間的・心理的な余裕はないかもしれない。
しかし、ライフラインがとまったときの対処方法や、出先からの帰宅方法、避難場所での生活など、事前にシミュレーションをすることは大切だ。
「防災の日」の9月1日は、日本各地で防災訓練が行われる。この夏各地で起こった水害や東日本大震災など、これまでの災害の教訓を生かして、できる備えはしておきたい。

SUUMOニュース
http://suumo.jp/journal/2014/08/27/68217/「防災のために何か備えていますか?」の詳細ページ
http://suumo.jp/article/nandemorank/rank/mansion/