不動産経済研究所、7月の首都圏の住宅市場動向を発表
株式会社不動産経済研究所が2014年7月度の首都圏のマンション市場動向を発表した。
首都圏のマンション市場動向
7月の新規発売戸数は4,222戸であった。対前年同月比20.4%減、対前月比20.5%増である。
新規発売戸数に対する契約戸数は3,532戸で、月間契約率は83.7%。前月の76.6%に比べて7.1ポイント増、前年同月の81.6%に比べて2.1ポイント増となっている。
7月の1戸当たり平均価格は5,532万円、1平方メートル当たり単価は、77.1万円である。前月比総額では702万円(14.5%)のアップ、平方メートル単価は8.8万円(12.9%)アップしている。
即日完売は755戸(全体の17.9%)で、フラット35登録物件戸数は4,030戸(同95.5%)であった。
7月末現在の翌月繰り越し販売在庫数は3,584戸で、2014年6月末現在の3,718戸に比べて134戸の減少。2013年7月末残戸数は4,247戸。
首都圏の建売住宅市場動向
7月の新規発売戸数は504戸であった。対前年同月(538戸)比マイナス6.3%、対前月(389戸)比プラス29.6%。
新規発売戸数に対する契約戸数は202戸で、月間契約率は40.1%と低い。前月の46.5%に比べて6.4ポイント減、前年同月の46.3%に比べて6.2ポイント減少している。
7月の1戸当たり平均価格は4,550.0万円である。
前月比総額では97.5万円(2.2%)アップ、前年同月比総額では162.4万円(3.7%)アップしている。
即日完売は0戸であった。
月末現在の翌月繰り越し販売在庫数(発売後6ヶ月以内)は914戸で、2014年6月末現在の821戸に比べて93戸の増加。

株式会社不動産経済研究所 プレスリリース
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=367049&lindID=6株式会社不動産経済研究所
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