電力小売りの新会社「大和リビングユーティリティーズ」設立
8月11日、大和ハウス工業のグループ企業である大和リビングマネジメントが、新会社「大和リビングユーティリティーズ」を設立したと発表した。
なお、同新会社は、大和リビングマネジメントの100%子会社。
マンション管理サービスの一環として電力も提供
2016年の電力小売り自由化にあたり、大和リビングマネジメントが管理する賃貸住宅40万戸の入居者に、管理サービスの一環として電力を販売する目的で同社を設立した。
大和ハウス工業は既に発電事業にも参入しており、傘下には「大和リース」という発電事業社も。今回の新会社の設立によって、グループ内で発電から販売までが行えることになる。
これにより、同グループの管理物件に向けて、電力を安価で提供することができる。
電力の提供だけでなく、入居者の求めるサービスを
同社は電力自由化に向けて、電力を安価に提供するだけでなく、入居者が求めるサービスを提供できるよう準備を進める。
また、賃貸住宅への電力供給だけでなく、大型マンションを対象とした一括受電等のサービスも予定している。

大和リビングマネジメント株式会社 ニュースリリース
http://www.daiwaliving-mgt.co.jp/files/20140811-1.pdf大和リース株式会社HP
http://www.daiwalease.co.jp/future.html