2014年上期1都3県不動産競売統計発表
株式会社エステートタイムズは、関東エリア1都3県の2014年上期の不動産競売統計を発表。昨年同様今年もマンションを中心に落札価格の上昇が続いており、東京都区部は99%、平均入札本数は14本に達している中、期間入札の物件数は2010年以降減少を続けている。
(画像はプレスリリースより)
今期も各裁判所で落札率が上昇。東京地裁本庁99.1%、横浜地裁川崎支部98,6%、さいたま地裁本庁98.4%と、これまで90%を下回ることの多かった東京地裁立川支部や横浜地裁小田原支部でも90%を超える伸び率。また茨城・栃木・群馬・山梨など多くの本庁、支部でも70~80%を維持しているが、マンションに限りほとんどが落札されている。
マンションに大きく集中
マンションの入札本数は東京都1.6本、神奈川県1.4本、埼玉県2.6本、千葉県1.7本、と増加傾向にあり、戸建の東京都0.1本、神奈川県0.2本、埼玉県0.4本、千葉県0.6本を大きく上回っている。
(画像はプレスリリースより)
また落札価格の中央値は前年とほぼ同様の865万円であるが、東京都区部とその周辺とも戸建はマンションに比べ上昇幅は小さい。1都3県外の群馬・栃木・茨城・山梨の各県では、昨年同期落札価格が上昇したものの、今年は各本庁、支部で横ばい、下落の結果となっている。

株式会社エステートタイムズのプレスリリース(@PRESS)
http://www.atpress.ne.jp/view/49414