地震時の家具転倒・防止効果で特許取得
インテリア販売の株式会社
大塚家具(本社:東京都江東区)は8月8日、家具転倒防止器具『耐震アトラスネオ』など3商品が特許を取得したと発表した。
(画像は『耐震アトラスネオ』、プレスリリースより)
これを契機に家具転倒防止対策の普及・促進を図りたい考えだ。
他メーカーを上回る震度7クラスの効果実証テストを実施
今回、特許を取得したのは『耐震アトラスネオ』に加え、転倒・移動防止システム『グリップフロア』及び、家具底部を補強する部材『家具転倒防止機能を備えた隅木構造』の3点。
『耐震アトラスネオ』は家具上部と天井のすきまをうめて転倒防止を図る器具。同社では震度6強~7の地震でも効果を実証。一般的に販売されている同様の商品のほとんどが震度6弱までの揺れに対してテストを行っているという。
また、シンプルなデザインで美観を損ねない商品として平成25年にグッドデザイン賞を受けている。
『グリップフロア』は家具の底部に耐震吸着マットを付けたパネルタイプで、床面に強力に密着。地震時の家具の移動や転倒を防止する。容易に取り付けや取り外しができるので模様替えなどにも対応。この賞品も震度7相当の揺れにも耐えられるという。
同社のユニット収納商品のオプションとして販売しており、今後他の商品にも導入を予定する。
(画像は『グリップフロア』、プレスリリースより)
『家具転倒防止機能を備えた隅木構造』は小型家具向けに商品化を予定する家具底部に貼り付けるマットタイプの補強部材。家具の4隅に耐震吸着マットを貼り付けることで転倒・移動を防止する。貼り付けタイプなので家具や床面を傷めることがなく、剥がすことも可能なので家具の配置換えも可能な構造となっている。
大塚家具 プレスリリース(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000009231.html大塚家具
http://www.idc-otsuka.jp/