札幌三井JPビルディング竣工
三井不動産株式会社と日本郵便株式会社が共同で建設していた、「札幌三井JPビルディング」が8月1日に竣工した。
また、同ビル低層部の「赤れんがテラス」は8月28日にオープンする予定。
都市再生のための様々な施策を実施
同ビルは、オフィス部と低層部の商業施設「赤れんがテラス」で構成されている。
ビル内には赤れんが校舎などが見渡せる展望ギャラリーなどを設け、周辺施設と一体となった、まちの賑わい創りに貢献していく。
賑わい創出のための空間整備としては、上記のほか、アトリウム空間を整備した。木製ルーバーを壁面に用い、常緑樹を植樹するなど、一年中市民が集える場所となるよう工夫した。
また、建物内に貫通通路を整備し、早朝から深夜まで自由に通行が可能な仕様としたほか、公共用途の階段、エレベーターを設置するなど、利便性向上のための整備も行った。
環境、安全面への配慮も万全
環境への配慮としては、LED照明、自動調光システムの導入、株式会社北海道熱供給公社の地域冷暖房(DHC)設備の導入などを行った。
安全面としては、制震構造の採用、特別高圧3回線スポットネットワーク受電方式を採用、耐震性の優れた非常用昇降機の採用など。

三井不動産プレスリリース
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