電力会社本体のサービス提供は初
東京電力株式会社(本社:東京都千代田)は8月5日、既設分譲マンションを対象とした高圧一括受電サービスの提供を開始したと発表した。
(画像は「スマートマンションサポートサービスについて」より)
今までは電力各社の子会社が同様のサービスを行ってきたが、電力会社本体での参入は初めてだという。
重要な成長戦略と位置づけ
今回のサービス提供は、東電では成長戦略の1つと位置づけしており、これまでのノウハウを最大限活かしたサービス提供を行うとしている。
また、高圧一括受電サービスの導入に際しては管理組合の負担は無く、設備の調達やサポートを行うほか、検針や料金関係、保安管理などもこれまで通り行い、共用部の電気料金を2割から4割程度安くなる。
既存のサービスもこれまで通り提供
さらに、東電がネット上でサービスを提供する「でんき家計簿」や「高圧のお客さま専用ホームページ」も引き続き提供され、生活習慣に合った料金メニューやアドバイスなどのサポートサービスも今まで通り利用可能だという。
サービスの提供は、まず東京・埼玉・千葉・神奈川の1都3県の既設マンションを対象とし、順次エリアの拡大を図っていく。

東京電力 プレスリリース
http://www.tepco.co.jp/cc/press/2014/1240096_5851.htmlスマートマンションサポートサービスについて(pdf)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu14_j/images/140805j0101スマートマンションサポートサービス案内(pdf)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu14_j/images/140805j0102