近畿圏のマンション市場動向調査結果
株式会社不動産経済研究所は、2014年6月度の近畿圏のマンション市場動向について、2014年7月15日に発表しました。本調査の対象地域は大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県の2府4県です。
市場動向のポイントとは
今回の調査によれば、マンション発売戸数は前年同月比で30.1%少ない1,690戸となり、前月比では6.4%増となりました。また、契約率に関しては6月度は76.4%となり、これは前年同月比で4.3ポイントのダウン、前月比では8.9ポイントのダウンとなります。
1戸当たりの価格については3.766万円で、1㎡当たりの単価は55.3万円。戸当たり価格については215万円の増加、そして㎡単価は1.1万円のアップとなりました。前年同月比で両者が上昇するのは3ヶ月ぶりです。販売在庫数に関しては1,981戸と、前月末比では82戸の増加となり、新規に発売された物件で即日完売物件はありませんでした。
マンション市況全般としては、販売は好調を継続しており、神戸市部ではタワー物件が揃って開始されています。そして、2014年7月の発売戸数については1,800戸程度になる見込みで、前年同月比では少ない戸数となります。

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