東京カンテイ、6月の中古マンション価格天気図を発表
7月24日、東京カンテイが、6月度の中古マンション価格天気図を発表した。
同調査は、全国47都道府県の、ファミリータイプ中古マンション流通事例価格を月ごとに集計し、価格変動を「天気マーク」で表示したもの(30㎡未満の住戸、事務所・店舗は除外)。
なお、価格は70㎡換算の平均を使用している。
全国の天気は悪化
6月度の全国の中古マンション天気図は、「晴」は前月と変わらず12地域、「雨」も前月と同様3地域と、変化は見られなかった。
一方、「薄日」は前月の17から12地域に減少し、「曇」が10から14地域に増加した。依然として「晴」と「薄日」も多いが、全体の天候は悪化する結果となった。
なお、首都圏の天気図は、神奈川県が薄日から曇りに悪化した以外、変化はなかった。
首都圏中古マンション価格は弱含み
首都圏の中古マンション売り希望価格は、前月比0.4%下落の2831万円/70㎡と、弱含みで推移した。
都県別には、東京都が前月比 0.6%下落、神奈川県が0.3%下落、千葉県が 0.7%上昇、埼玉県が 0.9%上昇した。
なお、近畿圏では主要エリアが上昇したことで、中古マンション価格は前月比0.3%と堅調に推移。中部圏では前月比-0.2%下落した。

東京カンテイ プレスリリース
http://www.kantei.ne.jp/release/PDFs/WR201406.pdf