8月に築古アパート建て替えメソッドセミナー開催
株式会社CFネッツが、8月2日、「築古アパート建て替えメソッド」についてのセミナーを開催する。
同セミナーは、4月に完成現場見学会と合わせて行われたもの。今回は全室満室のため現地見学はないが、レジュメを付けて有料セミナーとした。
使った仕様、設備、入居者との立ち退き交渉など、実際の建て替え事例を合わせて説明
3年以上空室だった部屋も含め、全6世帯中入居3室=空室率50%の築古2DKアパートを建て替えた事例をケース・スタディーとして解説。
内容は、
1)収支計画の算定方法
2)リニューアル・買い替えも含めた複数の選択肢からの計画選定
3)解体・建て替え資金の調達
4)市場調査を元にした間取り・仕様・設備の決定
5)住戸数の確保と間取りの確保を両立させる最少面積で最大の有効面積を実現したモデルプラン(わずか40㎡弱で、対面カウンターキッチン付の1LDKに1坪タイプのゆったり浴室+トイレ+洗面所!)
6)そして、建て替えの最大の難関でもある「入居者の立ち退き交渉」
(CFネッツセミナーページより引用)
上記に加え、使用した設備や仕様についても解説する。今回の事例では、限られた予算のなか、仕様や間取りで差別化を図ったとのこと。
防犯カメラやオートロック、IKEAの照明器具など、参考になる情報が盛りだくさんとなっている。
築古アパートを持っている人だけでなく、土地購入×新築を検討中の人にもお勧めとのこと。
講師は自らアパート経営を営む一級建築士
講師の猪俣氏は、一級建築士の他、CPM(米国認定不動産経営管理士)、同ファカルティ(講師)資格、同MPSA試験グレーダー(採点官)資格、日本ファイナンシャルプランナー協会認定AFPなど、様々な資格を持つ。
それだけでなく、自らも不動産経営を実践しており、理論と実践を融合した異色の不動産コンサルタントとして活動している。

CFネッツ セミナーページ
http://www.cfnets.co.jp/