東京都における5月の新設住宅着工
東京都都市整備局は2014年7月4日、「平成26年5月の新設住宅着工」について発表した。東京都内において5月の新設住宅着工戸数は11,842戸と4月の10,546戸よりは増加した。前年同月比では、貸家は増加したものの、分譲住宅及び持ち家は減少し、全体として10.2%減となり、4ヶ月連続の減少となった。
利用関係別・地域別の新設住宅着工
利用関係別でみると、貸家が5,402戸と唯一前年同月比で増加しており、これは7ヶ月連続の増加。持家及び分譲住宅はそれぞれ1,404戸、4,979戸と前年同月比で見るとそれぞれ16.1%、20.4%の減少で、これはどちらも4ヶ月連続となる。
地域別でみると、千代田区、中央区、港区の都心3区については472戸と前年同月比36.4%の減少で2ヶ月ぶりに減少に転じた。区部全体では9,125戸と13.9%の減少となり、これは3ヶ月連続の減少となる。また、市部の動向を見てみると、2,654戸となりこちらは前年同月比5.3%の増加で、これは4ヶ月ぶりの増加となる。

東京都 報道発表
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