広がりを見せるスマートマンション
トヨタホーム株式会社(本社、名古屋市)と住友不動産株式会社(本社、東京都新宿区)は、初の共同プロジェクトとして名古屋市にスマートマンション『アネシア八事高峯シティテラス』のマンションギャラリーを6月21日(土)にオープンした。
(画像はプレスリリースより)
この物件は、経済産業省のスマートマンション導入加速化推進事業の認定を受けており、MEMS(マンションエネルギーマネジメントシステム)を導入している。これにより、共用部の電気使用量を抑制し、高圧一括受電によって各住戸で電気料金を5%削減することができる。
さらに、スマートメーターとMEMS機器を設置することによって、家庭内の電気使用量の「見える化」と「制御」を実現した。この仕組みによってマンション全体で10%の削減を目標としている。
スマートマンション導入加速化推進事業とは
政府が認定したMEMSアグリゲータによるエネルギー管理支援サービスを受けることを前提にMEMS導入費用を国が補助する。これによってMEMS関連機器・サービスに関する民間投資を加速化し、省エネルギーや節電などのエネルギー対策に貢献することを目指すもの。
また、MEMSアグリゲータとは、マンション全体のエネルギー管理システムを導入し、クラウドなどによる集中管理システムによって使用電力量を把握し、節電を支援するサービスなどを行う事業者のこと。今回は、長谷工アネシスがMEMSアグリゲータを担当する。

トヨタホーム株式会社、住友不動産株式会社 プレスリリース
http://www.toyotahome.co.jp/corporate/