5月、成約数18,963件で前年同月比2.0%増加
2014年6月25日、アットホーム株式会社は2014年5月期の首都圏における賃貸物件の物件成約数・成約賃料の調査結果を発表した。
これによると5月の居住用賃貸物件成約数は18,963件で、アパート・マンションともに前年同月に比べ2.0%増加した。成約数は4か月ぶりにプラス。特にアパートの成約数の伸びが大きく、増加率はマンションを4.5ポイント上回った。
平均賃料については、新築マンションの1戸あたり平均賃料が前年同月比3か月連続の上昇となった。中古マンションにおいてはシングル向きの成約が増加した23区が成約の過半数を占めたため、同3か月ぶりに下落。アパートは新築物件の賃料が同3か月連続の下落、中古物件においては同2か月連続の下落となった。
(画像はニュースリリースより)
23区・都下に限れば同4か月連続の減少
首都圏全体での成約数がアップした一方で、東京23区でのカップル向きアパート、都下でのシングル向きマンションの成約が振るわず、同4か月連続の減少を記録している。
新築マンションの平均賃料については23区のみが大幅に上昇(10.8%増)しており、横ばいもしくは下落している都下や他県とは対照的な結果となった。

成約数、前年同月比4か月ぶり増。マンション・アパートともに増加。
http://athome-inc.jp/pdf/market/14062701.pdf