マンション所有者が知っておきたいノウハウをまとめた一冊
2014年5月23日、株式会社日本経済新聞出版社 より、『日経ムック マンションに住む人が知っておきたい45のこと』が発売された。価格は990円(税込)。
(image:Amazon)
分譲マンションの所有者が最低限知っておきたい知識をまとめた書籍で、管理・修繕の基本からマンションの定義、管理会社の選び方、資産価値を高める方策まで、必要なノウハウを具体的な事例とともに紹介する。
マンション管理や修繕の基礎知識を解説
「分譲マンションに住むなら、これだけは知っておこう」の項目では、専有部分と共有部分の境目について、区分所有に必要なコストについて、資産としてのメリットと注意点、相続時の評価額、マンションの建物と居住者を守るための法的なルールなどの基礎知識を解説。
「安全かつ快適に暮らすためのマンション管理とは」「知らないと損する! 管理会社との上手なつき合い方」の項目では、管理組合や管理会社の形態や関係性、業務内容などについて解説、管理会社との契約内容やサービス内容、管理会社とのつき合い方などをとり上げる。
また、管理費と修繕積立金の適切な額や内容についても説明されている。
その他、アフター点検や定期点検、長期・大規模修繕のスムーズな進め方など、住みやすさをキープする方法や、資産としての価値を高める備えと対策についての項目、居住者同士のコミュニティづくりについての項目も設けられている。
トラブルの解決策や最新ニュースに関する話題も
さらに、「管理組合の役員を引き受ける人がいない」「エントランスのガラスドアが破損」「敷地内の無断駐車」「上階のお風呂の水で修繕が必要に」「雪かきは誰がやるべきか」「ゴミ出しのルール」といった身近なトラブルとその解決策についても解説している。
また、自治体のマンション管理支援制度や電力の一括受電サービスなど、最新のニュースも掲載。
『マンションに住む人が知っておきたい45のこと』は、「ハードからハートへ。」という、新しい「マンション管理」の在り方をコンセプトに編集された一冊となっている。

株式会社日本経済新聞出版社 書籍情報ページ
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