首都圏の成約価格はまだまだ上昇中
アットホーム株式会社は、自社が保有する全国不動産情報ネットワークにおける4月期の首都圏中古マンションの登録価格と成約価格を発表した。
(画像はプレスリリースより)
首都圏における中古マンション成約価格は、前年同月比4ヶ月連続のプラスとなった。一戸当たりの平均成約価格は2,273万円で、前年同月比8.9%上昇した。この好調の背景には、首都圏における成約の4割以上を占める東京23区で4,000万円以上の物件割合が2割以上となったことが挙げられる。
登録価格よりも成約価格が上回っている状態
一方、首都圏における中古マンション登録価格も前年同月比5.4%上昇し、4ヶ月連続のプラスとなった。一戸当たりの登録価格は首都圏平均で2,218万円であった。ただ、前月比は2.8%下落し2ヶ月連続のマイナスとなった。
1平方メートル当たりの登録価格・成約価格の前年同月比はそれぞれ4.1%増(34.72万円)と11.0%増(38.80万円)であった。登録価格比を見ると、東京23区でプラス8.1%(価格差プラス4.09万円)、東京都下で13.1%プラス(同プラス4.36万円)であった。神奈川県と千葉県はマイナスであったが、首都圏全体としては11.08%プラス(同プラス4.08万円)であった。

アットホーム株式会社 プレスリリース
http://athome-inc.jp/pdf/market/14060301.pdf