近畿圏、首都圏から事業を展開
サンヨーホームズ株式会社は5月14日、中古マンション買取り再販(リノベーション)事業に参入することを発表した。これによりサンヨーホームズは既存住宅流通事業の拡大を図る。
「For the best life」を企業コンセプトに掲げるサンヨーホームズはこれまで戸建て住宅、マンション事業をはじめとして、賃貸福祉住宅、既存住宅流通、リフォーム事業を展開してきた。
既存住宅を活用
しかし現在、不動産取引の活況化に伴って駅に近いといったマンション事業用地は土地代が上昇し、確保が難しくなっている。またインフラ工事が増えていることから建築費も上昇しており、マンション販売単価は購買力以上に高騰している。
既存住宅を活用するリノベーション事業は、これらの競争の影響を受けにくく、求めやすい価格で住宅を提供することを可能にする。サンヨーホームズは近畿圏、首都圏からリノベーション事業をスタートさせ、全国への展開を図る。
2014年秋以降に販売予定
1棟リノベーションのブランドを「サンリーノ」とし、兵庫県宝塚市の「サンリーノ宝塚」、東京都新宿区の「サンリーノ市谷砂土原町」を2014年秋以降に販売する予定だ。

サンヨーホームズ株式会社 プレスリリース
http://www.sanyohomes.co.jp/release/20140514.html