「LIVIO MAISON(リビオメゾン)」この春始動
新日鉄興和不動産株式会社は、都心エリアでの賃貸マンション事業を新たに展開。「LIVIO MAISON(リビオメゾン)」のブランド名を立ち上げ、2015年4月より西新宿・錦糸町・赤坂など6物件の開発を行う。多様化する市場ニーズをとらえ、住宅事業のさらなる強化を図る。
都心での賃貸マンションのニーズ
新規事業の第1号物件は、「リビオメゾン西新宿」、2015年4月より賃貸運営を開始する。第2号は錦糸町、第3号は赤坂で、今春の着工予定。さらに他3件の用地取得をしており、これらも2015年度中に始動する予定だ。
近年、都市部での単身世帯が増加しており、2014年に発表した東京都によると、2030年には総世帯数685万6000世帯のうち、半数が単身世帯で占めると予想されている。立地条件の良さと品質の高い都心の賃貸マンションのニーズを見据え、今回の開発に踏み切った。
都心での積極的な開発を
物件完了後は投資家への一棟売却を行い、分譲マンションに次ぐ資産回転型の開発事業を展開する予定だ。
同社は、2012年10月に、興和不動産と新日鉄と新日鉄都市開発が経営統合し、それぞれ培ってきた分野を生かしながら、不動産領域を多様に手掛けるディベロッパーとして事業展開してきた。
今回の都心賃貸マンション事業への参入することにより、都心を中心に用地取得を積極的に勧め、初年度で運用費60億円、3ヶ年で180億円規模の拡大を狙う。
(画像はプレスリリースより)

新日鉄興和不動産株式会社のプレスリリース
http://www.nskre.co.jp/company/news/2015/20150402.html