三井不動産がタイ バンコクで高層マンション事業に参画
この度、三井不動産株式会社は、タイの首都バンコクにおける高層マンション事業「アシュトン・チュラシーロム」(約1,200戸)に、新たに参画することを発表した。
三井不動産は今回、三井不動産レジデンシャルとの共同出資会社である「MITSUI FUDOSAN (ASIA) PTE.LTD」(三井不動産アジア)を通じて、バンコクの事業へ参画する。
56階建1,180戸を予定する住宅プロジェクト
今回三井不動産が参画を決定した事業は、タイ バンコクにおける住宅プロジェクトで、56階建1,180戸が予定されている。
計画地となるのは、シーロム/サトーンエリアに隣接するサムヤーンエリア。
このエリアは、タイを代表する「チュラロンコーン大学」などの教育機関や医療機関が多く、「ルンビニ公園」や「サイアム・パラゴン」などへもアクセスが容易と、生活利便性に優れているのが特徴。
また、MRTサムヤーン駅から徒歩3分の立地に位置する計画地は、バンコク都心部のなかでも特に、交通利便性に優れた場所となる。
今後三井不動産は、地元で有力な住宅デベロッパー「アナンダ社」とともに、このプロジェクトを進めていくことになる。
東南アジアで推進中の事業は計10事業に
三井不動産グループは、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、中華人民共和国などのアジア各国で、住宅事業に参画。海外事業を成長分野のひとつとして位置づけてきた。
また、アジア各国では、商業施設についても事業展開。マレーシアにおける「(仮称)三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港(KLIA)」や、中華人民共和国における「(仮称)ららぽーと上海金橋」などに関わってきた。
三井不動産が東南アジアで推進する住宅事業は、今回参画した事業を合わせると、計8事業。商業施設事業を加えると、計10事業を東南アジアで推進していることになる。
バンコクの不動産マーケットは、長期間安定した成長を見せており、住宅需要が強いのが特徴。三井不動産はそんなバンコクで、さまざまなマンションプロジェクトを、アナンダ社と共同で推進している。
アナンダ社と共同で進める事業は、今回で4つ目となり、三井不動産は今後、これまでのノウハウを最大限に活かして、新事業を推進していく方針だという。
(画像はニュースリリースより)

三井不動産株式会社・三井不動産レジデンシャル株式会社によるニュースリリース
http://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2015/0310_01/