「第3回大東建託 賃貸住宅コンペ」が開催
大東建託株式会社ではこれまで、「大東建託 賃貸住宅コンペ」と称したコンペを開催。賃貸住宅のアイデアを募集してきた。
そして今回、「第3回大東建託 賃貸住宅コンペ」が開催され、この度、各受賞者が決定することとなった。
テーマは「40年後の未来の賃貸住宅」
大東建託は、1974年に創業し、2014年で40周年を迎えた。その40周年にちなんで、「第3回大東建託 賃貸住宅コンペ」のテーマとなったのは、「40年後の未来の賃貸住宅」。
創業当時から見ると、2014年は40年後の未来。この40年に社会は大きく変動し、賃貸住宅の形も変化してきた。
それでは、これから40年後の「未来の賃貸住宅」は、どのように変化しているのか。今回の「第3回大東建託 賃貸住宅コンペ」では、そんな40年後の社会状況や日常を想定した、「未来の賃貸住宅」のアイデアが募集された。
各受賞者が決定
「第3回大東建託 賃貸住宅コンペ」は、368点(応募登録807件)の応募が集まり、1次審査が1月16日に、2次審査が2月7日におこなわれた。
1次審査では、1次審査通過作品6点と入選8点、学生特別賞10点が選出。そして、公開審査となった2次審査では、最優秀候補6組がプレゼンテーションし、最優秀賞、優秀賞、審査委員特別賞の各賞が選ばれた。
最優秀賞に選ばれたのは、東京大学大学院の小泉翔氏と小松智彦氏の「超賃貸空間~全てが課される複合建築~」。彼らは、審査委員らが期待した、夢が感じられる前向きな作品を提案。公開審査を上手く利用したプレゼンテーションが評価され、最終的に最優秀賞を獲得した。
また、優秀賞には、大学院生2名による「空中賃貸住宅」など2点が選出。審査委員特別賞には、昭和設計に所属する2名の作品「まちを縮小しムラをつくる」を含む、合計3点の作品が選出された。
審査委員長を務めた小泉雅生氏は、今回の「第3回大東建託 賃貸住宅コンペ」を終え、以下のように述べた。
「こういった建築のアイディアコンペは、いろんなことを深く考えるきっかけです。これで終わりではなく、これを機会に、夢を感じられる建築の明日を考え続けてほしいと期待しています。 」(ニュースリリースより)
(画像はニュースリリースより)

大東建託株式会社によるニュースリリース
http://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2015/「第3回大東建託 賃貸住宅コンペ」トップページ
http://www.japan-architect.co.jp/kentaku/index.html