マンション工事瑕疵保険・新商品受け付け開始
住宅瑕疵(かし)担保責任保証法人である株式会社住宅あんしん保証は、2月より瑕疵保険新商品の申し込み受け付けを開始した。
商品改定、事業者登録料・保険料の団体割引制度、認定品質大規模修繕工事制度の3項目において、国土交通大臣の認可を取得し、それぞれの項目で運用を開始する。
業界初の特約
マンションの大規模修繕工事完了後の「瑕疵・施工ミス」を保証するため、瑕疵保険の対象を広げ、新たな特約を付帯。
その中で、保険対象部分の外壁塗膜の著しい膨れ、剥がれ、割れなどを保証する「外壁塗膜担保特約5年」、同社と契約した工事会社の倒産などによって、現場検査結果を引き継ぐ必要が生じた場合の「現場検査結果の活用制度」、給排水管路工事に関わる延長特約10年(基本5年)は、業界初となる。
中住宅リフォームにも普及を
新築工事では義務化されている瑕疵保険加入だが、中古住宅リフォームにおいては現在も任意とされている。同社では、発注側である管理会社・組合団体などにはしっかりした環境整備を、また受注側である施工業者には保証によるリスク軽減などを促し、マンションの大規模工事による双方の安心づくりに積極的に取り組んでいく予定だ。

ValuePress!ニュース
http://www.value-press.com/pressrelease/136123株式会社住宅あんしん保証のサイト
http://www.j-anshin.co.jp/service/daikibo/