成約件数は減少率拡大
東日本不動産流通機構は、2014年12月度の首都圏中古マンション成約件数、平米単価、成約動向を発表した。成約件数は減少、平米単価及び成約価格は上昇、成約件数は首都圏全てで前年比減となった。
発表の概要
中古マンション成約件数の前年同月比は、東京都は1,250件で前年同月比及び前月比ともに減少、特に多摩地区は221件で24.8パーセント減となった。埼玉県は358件で前年同月比2.5パーセント減、千葉県は301件で同19.1パーセント減、神奈川県は588件で同20.4パーセント減であった。
成約平米単価の前年同月比は、東京都は59.3万円で10.7パーセント増、埼玉県は26.1万円で6.1パーセント増、千葉県は26.1万円で14.5パーセント増、神奈川県は39.6万円で9.3パーセント増であった。
東京都は23区が64.4万円で8.5パーセント増、多摩地区が35.6万円で4.3パーセント増、神奈川県は横浜市・川崎市が43万円で9.3パーセント増、その他が28.4万円で3.1パーセント増となり、首都圏全域で価格が上昇した。
首都圏中古マンションの在庫件数は、33,617件で前年比7.3パーセント減となり、23ヶ月連続で減少している。

東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/index.html東日本不動産流通機構月例速報
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/mw/mw_201412_summary.pdf