リノベーションマンション分譲事業
今月、三菱地所レジデンス株式会社はリノベーションマンション分譲事業に新規参入した。
首都圏の主要駅徒歩圏内にある中古マンションを中心に1戸もしくは1棟単位で買い取り、大規模改修工事を行い価値を上げた後、分譲を行う。リノベーション後の再販価格帯は3000万円~4000万円。当面は年間供給100戸、売上高30億円とし、将来的には年間供給戸数を500~600戸に増やし、年間売上高200億円を目標としている。
中古マンションは人気があるのか?
先月の首都圏にある中古マンション成約件数は昨年同月比12.5%増であった。なんと13ヶ月連続で増加している。この数字から良質な中古住宅へのニーズは高まりつつあると言えるだろう。
また、今年3月に国土交通省が中古住宅の流通促進・活用に関する研究会を立ち上げた。買い取り再販売事業を先進的ビジネスモデルとして支援していく意向だ。
新築分譲マンション「ザ・パークハウス」がモデル
三菱地所レジデンス株式会社には新築分譲マンション事業のノウハウがある。そのノウハウを駆使し、最新設備・仕様を低コストで導入する。
売り主は三菱地所レジデンス株式会社。入居後のサポートを充実させ、安心できる暮らしを提供するために設備仕様に対し2年間の瑕疵担保とアフターサービスを付帯する。
すでに着手している物件としては、東京都中央区八丁堀、東京都江東区大島などの3物件を1戸単位でリノベーション。1棟単位では東京都渋谷区上原で1物件。今後、事業規模はどんどん拡大してく。

三菱地所レジデンス株式会社(ニュースリリース)
http://www.mec-r.com/news/2013_1010.pdf三菱地所レジデンス株式会社ホームページ
http://www.mec-r.com/