坪単価で昨年より4.7パーセント上昇
東京カンテイは、同社データベースに登録された中古マンションの売り希望価格を駅ごとに坪単価で算出し発表している。今回は2014年9月から同11月までの東急池上線沿線の中古マンション現状価格を発表した。
東急池上線五反田から蒲田間の平均坪単価は、200万円で昨年より4.7パーセント9万円上昇した。事例数は1,096件で、平均築年数は23.5年、平均専有面積48.9平方メートルであった。
主な駅周辺の動向
五反田は、平均坪単価213万円で昨年より8万円上昇し、上昇基調が継続している。坪単価150から200万円の古い物件の値上がりが見受けられた。戸越銀座から旗の台は、古い物件が減少したため平均坪単価は上昇したが、築浅物件は値下がりしており、実質的には下落基調となった。
石川台は、五反田同様に上昇基調で、池上も物件数が多く上昇基調が継続している。蒲田も上昇基調継続中であるが、古い物件で下落がめだった。雪が谷大塚は、築15年前後のファミリータイプが上昇中で、久が原は、古い物件が上昇し、築浅物件は下落となった。

東京カンテイ
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