中古マンション成約件数は減少も成約単価は上昇
東日本不動産流通機構は、「2014年10月から12月期首都圏不動産流通市場の動向」を発表した。中古マンションの成約件数は前年同期比12.2パーセント減となったが、成約単価の上昇は全域で継続している。
中古マンション首都圏マーケットの概要
成約件数は7,982件で前年同期比12.2パーセント減、平米単価は44.2万円で同8.7パーセント増、成約価格は2,821万円で同8.2パーセント増となり9四半期連続上昇、専有面積は63.9平方メートル、築年数は19.8年であった。
地域別に見ると、成約件数は4月~6月期から前年比で減少が継続しているが、成約単価は7月~9月期に続いて前年比を上回り、特に東京都区部は8四半期連続上昇、横浜・川崎市は7四半期連続上昇となった。
地域別中古マンション成約動向を見ると、東京都3,980件で前年同期比9.8パーセント減、埼玉県1,023件で同11.7パーセント減、千葉県1,000件で同15パーセント減、神奈川県1,979件で同15.5パーセント減。
成約平米単価は、東京都58.4万円で前年同期比8.5パーセント増、埼玉県26.4万円で同5.9パーセント増、千葉県25.1万円で同9.2パーセント増、神奈川県38.6万円で同6.9パーセント増となった。

東日本不動産流通機構
http://www.reins.or.jp/index.html東日本不動産流通機構のサマリーレポート
http://www.reins.or.jp/pdf/trend/sf/sf_201410-12.pdf