東京ガスの「エネファーム」と「停電時発電機能」が採用される
住友不動産株式会社は1月8日、東京ガス株式会社の「エネファーム」とそのオプションの「停電時発電機能」を、東京都品川区に位置する「天王州」に建設中の「品川ベイサイド大規模プロジェクト」に採用することを発表した。
エネルギーシステムの「エネファーム」は省エネルギーかつ、省CO2で地球環境にやさしい分散型のシステム。「停電時発電機能」オプションを導入することによるメリットは、災害などによる停電時に「エネファーム」が発電停止中でも、停電時使用可能コンセントを通じて電力を家庭内に供給することができるというもの。
消費者の防災ニーズは増加傾向
東日本大震災以降、消費者の防災や省エネに対する意識が高まっている背景を鑑みて、住友不動産は「エネファーム」と「停電時発電機能」オプション品を、同プロジェクトの住戸に採用することを決定。加えて、同プロジェクトでは停電時の電力供給システムとしてマンション内に非常用発電機を設置し、エレベーター、共用部の給水ポンプ、照明などに電力を供給することにより、災害時の安全性を高めている。
東京ガスは、今回の発表に対して、首都圏のエネルギー事業者として、今後も分散型エネルギーシステムの普及拡大を通じたエネルギーのさらなる安定供給に貢献していくとした。
(画像はプレスリリースより)

三井不動産 プレスリリース
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