新築物件は8ヶ月連続増加中
アットホーム株式会社は、2014年11月期の賃貸物件の成約数及び成約賃料を発表した。中古物件の成約数は、マンション・アパート共に不調となったが、新築物件の平均賃料は、8ヶ月連続で上昇した。
居住用賃貸物件の成約件数について
11月期の同件数は18,124件で3ヶ月ぶりに前年同月比1.6パーセント減少となった。地域別に見ると、東京23区が8,124件で同3.5パーセント減、東京都下が1,445件で同5.7パーセント減、神奈川県が4,921件で1.7パーセント減、埼玉県が1,844件で3.4パーセント減、千葉県が1,790件で15.3パーセント増であった。
新築・中古別平均成約賃料について
新築マンションの同賃料は、10.62万円で6.0パーセント増となり地域別に見ると、東京23区が11.70万円で8.6パーセント増、東京都下が9.67万円で2.4パーセント増、神奈川県及び埼玉県も増加したが、唯一千葉県が8.93万円で4.4パーセント減であった。
中古マンションの同賃料は、8.91万円で増減なしとなり、地域別に見ると、東京23区・神奈川県・埼玉県が増、東京都下・千葉県が減となった。
新築アパートの同賃料は、8.33万円で4.1パーセント増となり、全地域で0.8パーセントから5.3パーセントの増となった。中古アパートの同賃料は、6.09万円で0.8パーセント増となり、東京23区・東京都下・神奈川県で増、埼玉県・千葉県が減となった。

アットホーム株式会社
http://athome-inc.jp/アットホームのニュースリリース
http://athome-inc.jp/pdf/market/14121701.pdf