2020年未来予測レポート
三井不動産レジデンシャル株式会社と三井不動産レジデンシャルサービス株式会社は、11月26日に行ったシンボジウム「Mirai Mansion Meeting」の一般参加者340名にアンケートを実施。マンションコミュニティへの意識や未来への期待をレポートにした。
意外にも「貸せる」食共有がキーワード
「切らしてしまった醤油を借りられるか」という質問に対し、YESと回答した人は62%。逆に「醤油を貸せるか」という質問では、実に96%がYESと回答している。隣人への要求に対する不安や思い込みが障害になっているようだ。
さらに未来の良好なコミュニティという前提で、ご近所とシェアできるものとして多かった回答は、「調味料」58%、「調理器具」47%、「キッチン」30%など。また交流の実践手段としてはサークル活動やペット共有、スポーツチームなどの趣味や娯楽が多い。
そして、300万円のマンション購入を検討した場合、同条件で良好なコミュニティがあるとすると、いくら追加できるかという質問では、全体の2人に1人が「250万円まで出せる」と回答している。
「共助」から「共遊」へ
東京23区内の47%がマンション暮らし。東日本大震災以来、今までプライバシーが重視されてきたマンション生活は「共助」という意識に変わりつつある。このアンケートでは、マンションが住まいとしてだけでなく共有、交流、また楽しむ場としての可能性も持っていることが分かった。
(画像はプレスリリースより)

三井不動産グループのプレスリリース
http://www.mfr.co.jp/company/information/2014/pdf/1216_01.pdf