マンション購入済みの居住者が対象
スタイルアクト株式会社は、11月27日付で「売主別 住み心地満足度調査(2014年版)」の結果を公式サイト上に公表した。
この調査は、マンション入居者を対象に行った住み心地についてのアンケート結果をまとめたもの。2009年から実施されており、今回で6回目の実施となる。
アンケートの対象者は、同社が運営する住まいの情報提供サイト「住まいサーフィン」登録会員のうち、マンションを購入済みの入居者。調査はWEB上で行われた。
実施時期は8月1日から8月8日、1525件のサンプルが集まり、1「住み心地満足度」、2「推奨度」、3「購入マンションの総合満足度」の3つの観点から集計を行った。
6年連続で野村不動産が1位
アンケートは、最高評価の「満足している」から最低評価の「不満である」まで5段階で回答する形式をとり、1の「住み心地満足度」については、どの項目を重視するかを元に加重配点し、住み心地満足度を算出。さらに総合満足度は、1から3の平均値で算出している。
1「住み心地満足度」の調査項目は、専有部分についての質問では、間取りや収納スペースの使い勝手、採光、通風、遮音性、断熱性、結露の程度に関することなど。
さらに、建物の耐震性や構造に関すること、共用部のセキュリティやエレベータ台数、駐車場台数などに関すること、通勤通学、買いものの利便性や周辺の公共施設など、建物の立地に関することなどについての質問が設けられた。
今回の調査結果では、総合満足度1位は6年連続で野村不動産、2位は三井不動産レジデンシャル、3位は東急不動産となった。野村不動産は「住戸設計」「住戸環境」「設備水準」「建物耐震」の4項目で最も高い評価を獲得し、「住み心地」指数がトップとなったもの。
三井不動産レジデンシャルは推奨度で高得点となり、総合満足度が2位という結果になった。とくに居住者のマナーや資産価値が高い評価を得ている。総合満足度3位の東急不動産は「住戸環境」「立地」といった項目で上位となっている。
居住者によるマンション売主の評価ランキングは、これからマンションの購入、買い換えを検討している人だけでなく、すでにマンションを購入し、居住している人にとっても、興味深い内容だ。
(画像は公式サイトより)

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