災害向け新商品を発売へ
株式会社
三井住友銀行(本店:東京都千代田区、以下:三井住友銀行)は2月25日、住宅ローン借り入れの顧客向けに『自然災害時返済一部免除特約付き住宅ローン(残高保障型)』の取り扱いを2月28日より開始すると発表した。
(画像は、三井住友銀行HP 住宅ローンのページより)
新規借り入れ顧客向けとなるが、借り換えローンは対象となる。
ローン残高の半分を免除
この住宅ローンは、昭和57年1月1日以降に建築された物件購入資金、もしくは増改築資金を対象に、市町村が全壊したと認定すれば、建物の取得費用として借りたローンの残高の半額を免除する仕組み。
ただし、金利は通常の住宅ローンに年0・5%を上乗せ。また、免除条件として、地震・噴火・津波を直接または間接の原因とする、火災・損壊・埋没または流出により「全壊」(「全焼」および「全流出」を含む)の場合のみ適応される。
地震保険とセットで残高がほぼゼロに
地震保険では、地震、津波、噴火で自宅が被害を受けた場合、最大でも支払金額は火災保険金額の半分が上限。残り半分は自己負担になるため、その部分の資金調達が問題となる。
三井住友銀行では「新商品により、地震保険に加入していれば、ローン負担がほぼゼロになる。自然災害への備えを手厚くすることで、生活をいち早く再建する一助になれば」と話している。

三井住友銀行 プレスリリース
http://www.smbc.co.jp/news/html/j200832/j200832_01.html三井住友銀行 住宅ローンのページ
http://www.smbc.co.jp/kojin/jutaku_loan/