ビル用免震・制振部材部門で1位を獲得
住友ゴム工業株式会社(本社:神戸市中央区、以下:住友ゴム)は2月7日、「採用したい建材・設備メーカーランキング2013」のビル用免震・制振部材部門で1位を、戸建て住宅用制振部材部門で2位を獲得したと発表した。
(画像は住友ゴムHP プレスリリースより)
「採用したい建材・設備メーカーランキング2013」は株式会社日経BP(本社:東京都港区)が発行する「日経アーキテクチュア」が実施し、今回で9回目。
調査概要
この調査は「一級建築士」の資格保有者1701人を対象にインターネット上で回答を得た。調査期間は平成25年9月2日~23日で、対象企業数は「ビル用免震・制振部材部門」で29社、戸建て住宅用制振部材部門は18社。
「採用意向」、「品質」、「デザイン」、「コスト」、「サポート」の5つの視点で総合的に評価されるという。
振動エネルギーを熱エネルギーに変換
今回1位を獲得したのは住友ゴムが開発した「高減衰ゴム」。このゴムはすでに大型橋梁ケーブルや橋桁のダンパー、戸建て住宅・超高層ビルなどの建築物用の制振ダンパーなど、幅広い分野で採用されているという。
高減衰ゴムを用いる事により、振動のエネルギーを熱エネルギーに変換。風などによる微少な揺れから大地震までカバーでき、揺れを低減させる事が可能となる。
住友ゴム プレスリリース
http://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2014/sri/2014_016.html