免震積層ゴムを出展
東洋ゴム工業株式会社(本社:大阪市西区)の子会社で化工品事業を行う東洋ゴム化工品株式会社(本社:東京都新宿区)は、2月6日、7日の2日間、パシフィコ横浜(所在地:横浜市西区)で開催された第18回「震災対策技術展」のブースに「免震積層ゴム」を出展した。
(画像は震災対策技術展出展ブース、東洋ゴム工業株式会社プレスリリースより)
免震積層ゴムとは
免震積層ゴムは自動車用タイヤの開発で培ってきたゴム材料開発のノウハウを活用し開発されたという。
薄いゴム層と鋼板を交互に幾重にも重ねた特殊な構造となっており、縦揺れに対しては建物の荷重を支え、横揺れに対しては地震の揺れをゆっくりとした滑らかな動きに変えることができる性能を持ち合わせる。
コンセプトは「減災」
建物への導入は、災害の被害をあらかじめミニマム化する「減災」コンセプトにマッチした投資にもなるとし、これまで病院や庁舎等の施設の事前防災対策、マンションなどの資産価値向上として導入されてきた。
更には東日本大震災以降、データセンターや物流倉庫など、重要な企業インフラへの導入実績があるという。
東洋ゴム工業株式会社 プレスリリース
http://www.toyo-rubber.co.jp/news/2014/140205.html