マンションにも耐震マーク表示が可能に
東京都は2月5日、耐震化の取り組みを更に広めるため,耐震マークの交付対象を都内全ての建築物に拡大したと発表した。
平成24年4月に,都民が安心して建築物を利用することができるよう,建築物の出入り口等に地震に対する安全性を示すマークを表示する「東京都耐震マーク表示制度」を創設。これまでに都内の約22000棟の建築物に交付された。
(画像は、耐震マークのひとつ 東京都耐震ポータルサイトより)
今後、耐震化の取り組みを更に広めるため,耐震マークの交付対象を都内全ての建築物に拡大する。都では「首都東京の安全性を広くアピールするとともに、耐震化のムーブメントを起こし、地震に強い東京の実現に取り組んでいく」としている。
各建築物によって3種類のマークを交付
耐震マークは3種類。昭和56年6月以降に建てられた建築物に「新耐震適合」、耐震診断により耐震性が確認された建築物には「耐震診断済み」、耐震改修により耐震性が確保された建築物には「耐震改修済み」マークが交付される。
交付受付は平成25年11月22日より始まっており、診断・交付は無料。
東京都耐震ポータルサイト
http://www.taishin.metro.tokyo.jp/tokyo/labeling_system.html