長期金利が上昇 連動する住宅ローン金利も引き上げの動き
大手銀行の多くが、住宅ローン金利を今年1月契約分から引き上げた。
株式会社三菱東京UFJ銀行と株式会社りそな銀行は、10年固定の最優遇金利を年1.40%から1.45%に、三井住友信託銀行株式会社は年1.10%から1.15%となる。
その一方で、株式会社みずほ銀行は1.50%で据え置いた。
(画像は株式会社三菱東京UFJ銀行の住宅ローンページより)
下記の外部リンクから各銀行の住宅ローンのホームページを参照できる。
アベノミクス効果による株価上昇が原因
大手行の多くが引き上げを決めた要因は、昨年からじわじわと上昇した株高の影響で安全資産とされる国債が売られ、長期金利の指標である10年債の利回りが0.7%台に上昇したため。住宅ローンの原資を調達するときの金利もこれに連動して上昇した。
変動型住宅ローンは据え置き
短期金融市場の金利に連動する変動型は、大手5行すべてが金利を据え置いた。

株式会社三菱東京UFJ銀行
http://www.bk.mufg.jp/kariru/jutaku/index.html株式会社りそな銀行
http://www.resona-gr.co.jp/resonabank/kojin/service/三井住友信託銀行株式会社
http://www.smtb.jp/personal/loan/house/株式会社みずほ銀行
http://www.mizuhobank.co.jp/loan/housing/index.html